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中部デザイン協会 【レポート】 企業訪問

企業訪問見学会「(株)クオリ」社訪問

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[ ショールーム内 ]

 今年度のcda企業訪問見学会として、昨年12月2日(土)にパチンコのスタンドチェア(パーラーチェア)のトップメーカーとして君臨している法人会員の(株)クオリ(本社安城市福釜町河原18、代表取締役社長水野誠氏)を訪問しました。久々の企業訪問ということで多くの会員に参加頂きましたが、デザインと生産技術のパイオニアとしての企業姿勢を改めて実感させて頂く大変に良い機会となりました。

 当日、午後2時にクオリ本社に集合、会議室において最初に宇賀敏夫交流委員会第2部会長によるクオリ社の紹介があった後、クオリ社幹部より本社工場の概要説明が行われ、その後 (1)近代的な機械設備で生産される椅子の現場の見学 (2)Gマーク選定に輝く優れたデザインのパーラーチェアのコンセプト紹介 (3)各種椅子の加工技術の説明 (4)同社幹部やデザイナーとの交流会-といったスケジュールで進められた。特に、工場見学では生産現場の力強さに新鮮な感動を受けました。

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[ 宇賀理事 ]
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[ 水野クオリ社長 ]

 (株)クオリは昭和35年に創業、現在は本社安城工場の他に九州と四国の3工場システムで生産。本社工場では、主に小ロット品や受注品を生産しています。生産品目は、(1)パーラーチェア (2)オフィスチェア(OEM生産) (3)車椅子 (4)各種パーツなどですが、パーラーチェアの生産では全国トップのシェアを誇っています。

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[ 商品説明 ]
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[ 商品説明 ]

【パーラーチェアについて】
パーラーチェアの市場規模は、約498万台。取り替えは大体6年サイクルで行われ、年間需要は約80万台と推計されます。同社の年間生産台数は約32.3万台ですから、約40%のシェアをしめていることになります。

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[ ショールーム内(歴代開発チェア) ]

 デザインについて重要なファクターとして意識するきっかけとなったのは、2002年にGマークを受賞した「MD-3000」シリーズの開発。しなやかな弾力性を持つ背シート(新素材R-TPU)を始め、環境への配慮をコンセプトとしたリサイクル可能な再生素材を主原料として使用。また、リサイクルに不可欠な解体、分別を容易にする構造。そして、これまでの座り心地を更に向上させたメカニズムなど、従来にない新しい革新的なデザインでした。

 MD-3000シリーズは、業界の中でも高額商品の部類に入るものでしたが、販売実績も上々で、Gマーク受賞が同社のイメージアップにも繋がり、社内にも活力を与えるきっかけとなったことから、一段とデザイン開発に力をいれるようになり、2004年、2006年とGマークを2年毎に連続受賞されています。

 最新作の「hBベース」は、高齢化社会を考慮して車椅子プレイヤーも好きな遊技台を選ぶことができるよう、これまでの固定式パーラーチェアでは不可能であった脱着を可能にして対応できるように開発したもので、最近オープンしたバリアフリーのパチンコホールに早速採用され注目を集めているとのことです。

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[ 交流会 ]

 約3時間程に亘り、パーラーチェアを中心に詳細な説明を頂き、質疑にも丁重な回答を頂きました。そして最後、舟橋辰朗理事長による「久しぶりの企業訪問は大変に新鮮で有意義でした」とのお礼の言葉で、今回の企業訪問は締め括られました。


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