
[ 森本副理事の開会挨拶 ]
中部デザイン協会恒例の「2007年記念講演会・研究発表会」が、3月8日(木)の午後1時半からナディアパーク・デザインセンタービル9階の名古屋市青少年文化センター第3研修室で開かれた。終了後は、席を7階のカフェに移しお茶を飲みながらリラックスした雰囲気の中で講師の方々との交流会となり、有意義な意見交換が図られました。加えて、参加者同志のコミュニケーションも活発に行われました。
記念講演会は、山本敏子理事の司会進行で、先ず森本健副理事の開会挨拶が行われた。その後、宇賀敏夫(有)UGAデザインプランニング代表/工学博士による「これからの病院用ロビーチェアのあり方-高齢社会に向けて待合室での形状について」と題する講演に移った。
![]() [ 宇賀講師 ] |
![]() [ 出席者 ] |
宇賀講師は、愛知県下における15ヶ所の総合病院の待合室を対象としたロビーチェアの調査と使用実態に関する研究。青年と高齢者の各5人に協力してもらい、着座時と立ち上がり時について、両者に適切なロビーチェアの形状寸法に関する評価実験など、4年間かけて行った調査研究を、詳細なデータを交えながら発表され、大変に参考となる内容でした。

[ 宮脇講師 ]
続く研究発表会では、最初に宮脇伸歩(株)INAX総合技術研究所空間デザインセンター長による「サスティナブルな社会の実現に向けて」と題する発表が行われた。内容的には、物質循環を基本として地球環境を調和するサスティナブル社会の実現を2020年と設定し、「入浴」 「食」 「排泄」 の各領域における商品やサービスの提案で、2006年度のGマーク新領域デザイン部門にも選定された先端的デザインの発表となりました。将来の生活スタイルが予測される興味深い内容でした。

[ 野村講師 ]
次いで、野村忠生日本福祉大学リエゾンオフィスコーディネータによる「福祉用具・生活支援用具産業におけるコーディネートモデル - コーディネータの開発・普及の活動」と題する発表が行われた。内容的には、経済産業省の「福祉・生活支援コーディネートモデル事前調査」の調査員として事業委託を受けた経験から、デザイナーが公的事業の中でデザイン(意匠権)や特許権などの知的財産を経営資源に活かして企業と対等にデザインビジネスを成立させるにはどのようなアプローチが必要かの事例発表となりました。数多くの事例から福祉産業への参入の難しさも感じとられる内容でした。
![]() [ 交流会 ] |
![]() [ 交流会 ] |
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