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中部デザイン協会 【レポート】 講演会・セミナー

加藤講師による記念講演会

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[ 加藤講師 ]

 続く記念講演会には、会員外の人達も多数参加した。野村忠生理事の司会進行で、加藤裕久伊藤光学工業(株)取締役を講師に迎えて「色彩設計における色弱擬似体験メガネの活用 - ユニバーサルデザインの実現に向けて」と題する講演となった。

 講演の中で、メガネ型の色弱模擬フィルタ「バリアントール」について、一般色覚者が使用するカラーユニバーサルデザイン・支援ツールとして、経済産業省の産学連携プロジェクト(豊橋技術科学大学中内研究室・高知工科大学篠森研究室と共同開発)により開発したもので、世界初のものであるとした。

 日本には、いわゆる色弱者といわれる人が、男性の20人に1人、女性の500人に1人、そして全体では300万人以上いるとされていることから、なるべく全ての人に情報がきちんと伝わるように、利用者側の視点に立ったデザイン、つまりカラーユニバーサルデザインができるように開発されたのが「バリアントール」で、例えば、防災マップ、案内地図などをデザインする際に、かけて見るだけで色弱者が見分けにくい配色をチェックするのに大変に役立つものであるとした。

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[ バリアントール体験 ]
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[ 講演会風景 ]

 そして、参加者全員が「バリアントール」をかけて、西岡隆男太平印刷(株)課長の指導のもとに、チェックシートで色弱者の色の見え方を体験し、カラーユニバーサルデザインの重要さを実感する良い機会となった。

 講演終了後は、質疑応答となり、バリアントールを体験した参加者より活発な質疑が行われ、加藤講師に加えて同社技術部の小田博文主務も参加して詳細な説明が行われた。


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