
中学生のときデザイナーの存在を知り、憧れました。そのときはまだジャンルについては具体的なイメージは持っていませんでした。担任だった図工の先生の影響が大きいです。
スチール家具のメーカーに5年、アイシン精機(株)に8年、合わせて13年のインハウスデザイナーをへて、フリーランスになりました。インハウスデザインの場合、どうしても仕事の対象が限られます。いろんなジャンルのデザインがやってみたかったのでフリーになりました。幸い、高度経済成長の最中で多くのクライアントに出会いました。

【1988年 コングレスホール連結椅子】
コンピューターの搭載、新素材の登場、環境への対応問題、などデザインを進める上で諸条件が多くなり、ますます手応えのある仕事になっています。
今までとそんなに変わらなくていいのです。大きいプロジェクトも、小数のためのものでも、納得のいく仕事にできたらうれしいです。デザイン学生との接点(非常勤講師)は大きなエネルギーを使いますが、それ以上のエネルギーが得られるように思います。

【2002年 介護用リフト】
飽食の時代だからでしょうか、情報があり過ぎるからでしょうか、探求する姿勢に欠けているように思います。もっと、貪欲に取り組んで欲しい。そのことは我々先輩の課題でもありますね。