中部デザイン協会 デザインの仕事場におじゃまします

第16回(企業編) 有限会社岡田企画
社長 岡田邦博氏 プランナー 坂本いく子氏

今回は今年、中部デザイン協会の法人会員になられた有限会社岡田企画さんを訪問しました。岡田企画の本社は三重県津市にありますが、本日は名古屋市瑞穂区の出張所(オズ内)で岡田邦博社長と協会活動にもよく出席されるプランナーの坂本いく子さんのお2人にお話を伺いました。

有限会社岡田企画の紹介

業務内容
・グラフィックデザイン、コピーライティングから印刷、編集、出版に関する業務
・ホームページからCD-ROM、DVD等、マルチメディア関連の企画制作
・イベント企画
・キャラクター考案、ノベルティー商品提案
・エコ商品の企画、開発、販売
・新聞各紙の広告取扱い
設立は2000年2月。従業員は派遣社員を含めて6名。取引先は県庁、市役所から
公共団体、組合、学校、大手企業と幅広い活躍をされています。

岡田社長の紹介

1950年11月生れの51才。
松下電器産業系列の新日本工業(株)で中部事業部長を経て退社、岡田企画を設立。
恰幅のいい風貌と穏やかな優しい表情の岡田社長はどこか人を引きつける。会話が弾み出すとその人柄の魅力は数倍に広がっていきます。
岡田企画の会社紹介パンフレットの1ページ目に次のような文章が書かれています。
「岡田企画ってどんな会社?・・企画、デザインを創っているだけではありません。
熱い心と、思いやりのある行動のなかから、人と人のふれあいをつくっています。
それは、未知へ力強くチャレンジしていける開発力とユーモアと技術力、提案力、行動力+情報力で・・・(略)・・。」
<熱い心><思いやり><ふれあい>は岡田社長そのものです。そして会社の紹介に創造の源泉である<ユーモア>を挙げているところがすごい。

エコ商品の企画、開発、販売

本業である印刷関連業務、マルチメディア関連企画制作、イベント企画のほかに、現在、岡田社長が情熱を傾けているのはエコ商品の企画、開発、販売です。
たとえば、(冷蔵庫内の野菜果物の鮮度を保つ竹材を利用したエチレンガス吸収シート)(生ゴミの焼却・搬送コスト軽減、ダイオキシン抑制のための水切り道具)(産業廃棄物であったカキ殻を加工し、土壌の活性化に役立てる動物性有機石灰)等々。いろいろなアイデアをプロデュースし将来の地球環境に貢献したいと語ってくれました。
またエコ商品は「新しいもの」「本物のエコ品」でなければ世の中の為にならずとの信念、さらに安価でなければ開発、販売はせずとの企業方針を貫いておられます。

若いデザイナーに一言

昨今、パソコンで誰でもどこでも簡単に既成のデザインデータが取り入れることが出来るようになり、俄かデザイナーが大発生している。そのようなデザイナーはパソコンがなければビジュアル表現ができない、二番煎じのデザインしかできない、個人の力では何も出来ないということがいつの時期かに判明してきます。
そうならないためにも常に手描きの心で取り組み、自分の感性を練り上げるデザイン活動を期待したい。その積み重ねが幾層にも出来てこそ円熟味の増したビジュアル表現ができるのです。
それにグラフィックデザインに関していえばレイアウトと色彩だけできまるものでなく、コピーとビジュアルとの相対関係を大切にして、見る人に感動を伝えなければ無意味なグラフィックデザインになってしまいます。

ありがとうございました。

お話を伺っていて、社長自ら仕事に対して熱い心で語り、夢を広げ、情熱を傾ける(有)岡田企画はお客様や取引先からますます信頼され、発展されることと思いました。

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